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タイヤ交換の所要時間はどのくらい?タイヤのプロが時短方法まで紹介

タイヤ交換てどのくらい時間がかかるの?

結論、タイヤ交換自体は30-90分くらいです。

30-90分の振れ幅を決める要素
  • 作業内容(組替or脱着)
  • 作業難易度(サイズなど)
  • その他要素(人員数、混雑具合、技術力)

また、タイヤ交換は作業だけでなくタイヤ交換する為にかかった時間で考えましょう。

作業以外にかかる時間
  • 店舗までの往復移動時間
  • 接客時間
  • 作業に入るまでの待ち時間

何も対策をせずにタイヤ交換に行くと予想以上に時間がかかってしまうかもしれません。

そこでタイヤ販売店で6年販売作業をしていた筆者が以下の内容を書きました。

本記事の内容
  • 所要時間が変わる要因
  • 時短方法

時短方法を身に着けて手短にタイヤ交換を終わらせましょう。

目次

タイヤ交換時間は内容によって変わる

脱着か組替か

脱着<組替 組替の方が時間がかかります。

脱着とは
車体からホイールごとタイヤを外してまたホイール付きタイヤを車体に取り付ける図

車体からホイールごとタイヤを外してまたホイール付きタイヤを車体に取り付けること

履き替えとは
車体からホイールごと夏タイヤを外してホイール付き冬タイヤを車体に取り付ける図

脱着とほぼ同じ意味。主に夏タイヤ⇔冬タイヤの交換を意味します。

組替とは
タイヤとホイールをばらして新しいタイヤをホイールに取り付ける図

ゴムの部分を交換すること。

タイヤを新品に交換する時は組替作業をします。

車に装着されているタイヤを組替する場合はもれなく脱着もついてきます。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

タイヤサイズ

タイヤサイズによって難易度が変わります。タイヤ交換の難易度が上がると所要時間も増えます。

タイヤ交換が難しくなる要因
  1. タイヤ内径の大きさ
  2. 扁平率の低さ

①タイヤ内径が大きい程扱うのが大変

タイヤ内径とは
タイヤ内径を表した図

タイヤサイズ例:195/65R15←赤字(15)の部分内径の大きさを表している(インチ表記)

基本的にはタイヤ内径が大きい=タイヤが大きくなります。

大きければ大きいほど重くなっていき扱うのが大変になっていきます。その分時間がかかります。

②偏平率が低い程難しい

偏平率とは
偏平率説明画像 参照元:ダンロップタイヤ公式HP

例:タイヤサイズ 195/65R15←赤字(65)部分が偏平率を表している。

タイヤ断面幅(S)に対する断面の高さ(H)の比率を表す数値です。

かなり乱暴に言うと「タイヤ断面の高さ」だと思ってください。偏平率が低い=タイヤ断面の高さが低くなります。

扁平率が低いと難易度が上がります。

例えば以下のサイズであれば後者の方が難しく作業時間がかかります。

  • 195/65R15
  • 215/45R17

車のサイズ

基本的には車が大きいとタイヤも大きくなります。

大きいタイヤは重いので扱うのが大変です。そのため時間がかかります。

軽自動車<コンパクトカー<セダン車<SUV車

ランフラットタイヤ

ランフラットタイヤとは

タイヤ空気圧が0になっても一定距離を走行できるタイヤです。

空気圧が0でも走れるようにタイヤ側面部分のゴムが丈夫(硬く)に作られています。

高級車や外車に装着されていることが多い。

ランフラットは側面が硬いという特性上、作業難易度がとても高いタイヤです。その分時間がかってしまいます。

あわせて読みたい

(作成中)ランフラットタイヤのデメリットは?ノーマルへの交換時の注意点とは

タイヤ交換時間を短くする方法

タイヤ交換には作業時間以外にも時間がかかります。

作業以外にかかる時間
  • 店舗までの移動距離
  • 接客時間
  • 作業の待ち時間

作業時間をコントロールすることはできませんが上記時間を削る事でタイヤ交換全体の時間を短くすることができます。

その方法は以下の通りです。

  • 予約を取る
  • 繁忙期を避ける
  • 土日祝日を避ける
  • ネットでタイヤを購入する

予約を取る

飛び込みでタイヤ交換に行くとすぐに交換できない可能性かあります。

すぐに作業できない要因
  • 混雑している→待ち時間が長くなる
  • 人手が少ない日→作業時間が長くなる
  • 在庫が無い→取り寄せる時間がかかる(最悪再来店)

上記の問題は事前に電話で確認をして予約を取れば解決します。

繁忙期を避ける

避けるべき時期は冬の繁忙期です。

冬の繁忙期
  • 北海道・東北→10月前半~11月
  • 関東より南→11月後半~12月

特に混雑する時期

  • 初雪予定日の1週間前~当日まで
  • 降雪予報が出てから当日まで

冬の繁忙期は以下の人達が殺到してとてもとても混雑します。

  • 冬タイヤを買う人
  • 夏タイヤ→冬タイヤに履き替えする人

閑散期と比べて圧倒的に時間がかかります。

  • 人手が足りず作業時間が長くなる
  • テーマパーク並の作業待ち時間
  • 欠品してた場合取り寄せの時間

時短の為には早めに冬タイヤに交換するのが得策です(夏タイヤ購入の場合でもこの時期は避けるのが賢明です)。

タイヤ価格の面から見ても早めに購入する方がお得です。

ちなみに早めに冬タイヤを履くと溝がもったいないと思われる方もいると思います。

結論、「気にせず早めに履く」がおすすめです。なぜなら、ほとんどのケースで溝の寿命より先に硬さの寿命が訪れるからです。

詳しくはこちらの記事を参照ください。全て盛り込まれております。

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(作成中)初めてのスタッドレス購入は早めが正解!タイヤのプロがポイントを解説

土日祝日を避ける

平日に比べると混雑しています。

「平日は仕事でタイヤ交換に行く時間が無い」という方でもガソリンスタンドなら可能かもしれません。

詳しくはこちらを参照ください。

ネットでタイヤを購入する

大手通販サイトであれば、作業店を探す・タイヤを持ち運ぶなどの手間なく時短を可能にします。

時短につながる理由
  • 作業予約ができる→待ち時間が無い
  • ケータイでタイヤ選びが完了→接客時間が無い・夜中、朝一でも購入できる・すき間時間を使える
  • 近くの作業店を選べる→移動時間が少ない

タイヤは店舗で買うより安いです。「タイヤフッド」・「オートウェイ」などの大手通販サイトであれば上記の事が可能です。

ネットはちょっと不安…という方は「タイヤをネットで購入する事のメリットデメリット|販売のプロが解説」をご覧ください。タイヤネット購入がご自身に合っているかわかります。

まとめ

作業自体は大体30-90分で終わります。

しかし、タイヤ交換は作業以外にも時間がかかります。

作業以外にかかる時間
  • 家⇔店舗の往復移動時間
  • 接客時間
  • 作業待ち時間

作業以外にかかる時間をどう削るかが時短のカギです。

時短方法
  • 予約する
  • 繁忙期を避ける
  • 土日祝日を避ける
  • ネットで購入する

タイヤ交換なんて必要なければ時間もお金もかけたくないのが本音ですよね。

ニワトリ先生
是非時短方法を試して余計な時間を減らしてみてください
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