- おすすめのハイト系むけタイヤ4選
- 背が高い軽自動車に専用タイヤを装着するべき理由
この記事では、タイヤ販売会社(卸売りディーラー)に勤めている筆者が、
- タイヤを実際に「見て、触って、乗った」経験
- タイヤ販売店から集めた情報
- 大手サイトの口コミ、評価
背の高い軽自動車(ハイト系)向けにおすすめタイヤ4選をランキング形式で紹介します。
ニワトリ先生
【ハイト系】軽自動車とは?車高1,700mm以上
車種名 | |
---|---|
ホンダ | バモス・NBOX・NBOX+ |
ダイハツ | アトレー・ウェイク・タント・タントカスタム |
スズキ | エブリィワゴン・スペーシア・スペーシアカスタム・スペーシアギア |
日産 | ルークス・NV100クリッパーリオ |
三菱 | タウンボックス・ekスペース・ekクロススペース |
スバル | シフォン・シフォンカスタム |
トヨタ | ピクシスメガ |
ハイト系軽自動車とは、車高1700mm以上の軽自動車を指します(ブリヂストン定義)。背が高い&重心が高いハイト系軽自動車には、ふらつきを抑えてくれる【ハイト系専用】以上のグレードのタイヤを選ぶのが基本です。
グレード | ブリヂストン | ダンロップ | ヨコハマ | トーヨー |
---|---|---|---|---|
【プレミアム】 | REGNO (レグノ) GR-Leggera ランク2位 | |||
【ハイト系専用】 | ENASAVE (エナセーブ) RV505 ランク3位 | BluEarth-RV (ブルーアース) RV03 CK ランク1位 | TRANPATH (トランパス) LuK ランク4位 | |
【スタンダード】 | (エコピア) NH200C | ECOPIA(エナセーブ) EC204 | ENASAVE(ブルーアース) AE-01 | BluEarth(ナノエナジー) | NANO ENEGRY3
【リーズナブル】 | NEWNO (ニューノ) | EC202L | BluEarth-Es (ブルーアース) ES32 | SD-k7 |
【ハイト系】軽自動車専用タイヤを履くメリット
ハイト系軽自動車専用タイヤを履くメリットは2つあります。
①ふらつきを抑えてくれる
背が高いハイト系軽自動車は普通の軽自動車より重心が高いため、カーブなどでふらつきやすい車です。
また、車側面の面積が大きく車重が軽いため、横風の影響をうけて振られやすいのも特徴です。ふらつきを抑えてくれるハイト系専用タイヤを選ぶと、安心してドライブできます。
②外側偏摩耗を抑えてくれる=タイヤが長く使える
加えてハイト系軽自動車専用タイヤは、外側偏摩耗(片べり)を抑えてタイヤ寿命が縮むのを防ぎます。外側偏摩耗(片べり)とは、タイヤ接地面の外側だけが異常に減ってしまう現象です。
背が高い軽自動車は普通の軽自動車より重心が高いので、カーブやコーナリング時にかかる遠心力が強くなり、タイヤの外側に負担が集中します。その結果、外側偏摩耗(片べり)が起きやすくなります。
外側が強く作られているハイト系専用タイヤを装着することで偏摩耗を抑えて、寿命が縮むのを防ぎ経済的になります。
ハイト系軽自動車おすすめタイヤランキング4選
1位:【ヨコハマタイヤ】BluEarth-RV(ブルーアース)RV03CK
総合評価 (5.0)
背の高い軽・コンパクトカー専用タイヤ
とても評判の良いミニバン専用タイヤであるRV03を背の高い軽・コンパクトカー用にカスタマイズしたタイヤ。RV03の強みである雨の日の安心感(ウェットグリップ性能最高グレード「a」)をしっかり継承しています。
RV03CK独自のパターン技術「パワーインサイドショルダー」と「3次元サイプ」を採用し、高い静粛性と耐偏摩耗性を実現しています。ハイト系軽自動車専用タイヤの中では抜群に静かな印象です。
低燃費性、ウェットグリップ性、乗り心地、すべて性能が高くバランスが取れているにも関わらず、市場価格は安めでコスパが高いタイヤ。背の高い軽自動車には最適解の1つのタイヤと言えます。
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2位:【ブリヂストン】REGNO(レグノ)GR-Leggera
総合評価 (4.8)
軽でも、静かさならレグノ一択。
静かさに絶大な支持があるレグノのテクノロジーを軽自動車用にチューニング。街乗りから高速道路まで様々な走行シーンでも静かな空間を作り上げます。
実際に履いてみると、発進時はエンジン音がはっきり聞こえるくらいロードノイズ、パターンノイズともに抑えられていると感じました。遮蔽性の低い軽自動車内はうるさくなりがちですが、静かな車内空間づくりに一役買ってくれる存在です。
タイヤ剛性、操縦安定性も高く、背の高い軽自動車でもレーンチェンジをする時のふらつきが少なく、安定して走行できます。あえて蛇行運転をしてみたところ、タイヤサイド部が踏ん張ってくれる印象でした。
ライフ、乗り心地、静粛性、すべての性能がワンランク上の【プレミアム】タイヤですが、それ相応の高価格タイヤとなっています。予算に余裕のある人には、ぜひ履いてほしいタイヤです。
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3位:【ダンロップ】ENASAVE(エナセーブ)RV505
総合評価 (4.5)
ふらつき・外側偏摩耗に強いミニバンタイヤ
耐偏摩耗性能とふらつきにくさに定評のあるミニバン向けタイヤであるエナセーブRV505には軽自動車向けサイズが設定されています。
ふらつきを防ぐためにタイヤ接地面OUT側の剛性を強くし、ラグ溝の幅を大きくしているので、ワインディングロードをよく走る人、外側偏摩耗が激しい人には特におすすめしたいタイヤです。しかし、その分静粛性が少し犠牲になっています。
実際に走行してみると、タイヤの音が少し気になりました。タイヤ販売店に評判を聞いてみても、同じ意見の人が多かったです。静かなタイヤが欲しい人は避けた方が無難です。
「155/65R13」「155/65R14」「165/55R15」軽自動車メインサイズしか設定がないため、「エブリィワゴン」「NV100クリッパーリオ」「タウンボックス」などには装着できません。
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4位:【トーヨータイヤ】TRANPATH(トランパス)LuK
総合評価 (4.5)
ハイト系軽自動車専用タイヤ日本ブランド最安
ミニバン専用タイヤの先駆けであるトランパスシリーズのハイト系軽自動車専用タイヤ。ロングライフが1番のストロングポイントです。
カーブ、レーンチェンジ時には、しっかり踏ん張ってくれてふらつきはしっかり抑えられていました。乗り心地は少し硬めで、荒れた路面では少し突き上げ感を感じました。滑らかな路面ではまあまあ静かで、パターンノイズが抑えられているように感じました。
トランパスlukの魅力はなんといっても、日本メーカーのハイト系軽自動車専用タイヤの中で最安なところです。「ハイト系専用タイヤが欲しいけどなるべく安く済ませたい」という人におすすめです。
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まとめ
総合ランキングは以下の記事をご覧ください。コスパの良いタイヤや安いタイヤについても解説しています。