乗り心地のいいコンフォートタイヤおすすめランキング4選｜2024年

• 今履いているタイヤの音や乗り心地が気になる…
• 愛車に少し良いタイヤを履かせたい！

そんな人にちょうどいいのが「コンフォートタイヤ」です。

本記事では、タイヤ販売会社（卸売りディーラー）に勤めている筆者が、

• タイヤを実際に「見て、触って、乗った」経験
• タイヤ販売店から集めた情報
• 大手サイトの口コミ、評価

をもとに比較・厳選したコンフォートタイヤ4選を紹介します。

コンフォートタイヤとは？

コンフォートタイヤとは快適性を追求した夏タイヤのことを指します。

グリップ性能に特化しているスポーツタイヤや、不整地を走行しやすいオフロードタイヤなどと違い、コンフォートタイヤは「静粛性の高さ」・「乗り心地の良さ」を重視して造られています。

コンフォートタイヤには上位グレードの【プレミアムコンフォートタイヤ】があり、

• タイヤ接地面に補強材を入れる（ロードノイズ対策）
• タイヤ溝の形を工夫する（パターンノイズ対策）

ことにより、コンフォートタイヤより高い静粛性と上質な乗り心地を実現しています。

あわせて読みたい｜プレミアムコンフォートタイヤをまとめた記事「静粛性が高いタイヤランキング6選」

コンフォートタイヤのデメリット

コンフォートタイヤのデメリットは、スタンダードタイヤと比べて少しだけ高価なところです。静粛性が高い・乗り心地が良いという付加価値の分だけ高価になります。

コンフォートタイヤの選び方

各メーカーのコンフォートタイヤにはそれぞれ特徴が異なるため、以下2つのチェックポイントでタイヤを選ぶのがいいでしょう。

ウェットグリップ性能と低燃費性で選ぶ

雨の日の安全性に直結するウェットグリップ性能と、ガソリン代に直結する転がり抵抗性能は、タイヤ業界統一の基準で制定された「ラベリング」をチェックしましょう。

転がり抵抗性能

• 5等級（AAA～C）

等級が上がるほど、燃費が改善される＝ガソリン代が安くなる。

ウェットグリップ性能

• 4等級（a～d）

等級が上がるほど、ウェットグリップ性能が上がる＝雨の日の安全性能が高くなる。

ミニバンにはミニバン専用タイヤを装着

ミニバンにはミニバン専用タイヤを装着するのがおすすめです。背が高いミニバン特有のふらつきを防ぐ構造でつくられているミニバン専用タイヤを装着することで、結果的に乗り心地の良さにつながります。

ミニバンにお乗りの方は「ミニバン専用タイヤおすすめランキング5選｜プロが厳選」をご覧ください。ミニバンでも静かで上質な乗り心地を追求したい人は「ミニバンの静かなタイヤおすすめランキング3選」をご覧ください。

コンフォートタイヤおすすめランキング4選

コンフォートタイヤおすすめランキングは以下の通りです。

商品名タップで 詳細までスクロール	ころがり 抵抗	ウェット ブレーキ	メリット	デメリット
①ダンロップ LE MANS V+ (5.0)	AA	b	高い静粛性 乗り心地○	乗り心地 少しやわらかめ
②ヨコハマ BluEarth-GT AE51 (4.9)	A	a	雨の日の安心感 高い操縦安定性	乗り心地 少し硬め
③ブリヂストン　 Playz PX2 (4.7)	A	a～b	高いウェット性能 が長持ち	オンライン 限定商品
④グッドイヤー EfficientGrip Comfort (4.6)	AA	b～c	高い静粛性 低燃費性○	高価 販売店が少ない

ダンロップ|LE MANS V+

総合評価 (5.0)

転がり抵抗性能	「AA」
ウェットグリップ性能	「b」
推奨車種	セダン・コンパクト・軽
発売日	2023年2月1日
公式HP	【商品詳細】

LE MANS V+の概要

日本最大級の自動車SNSサイト「みんカラ」のパーツオブザイヤー・タイヤ（コンフォート部門）年間ランキングで、2017年から3年連続で1位を獲得、2020年から3年連続殿堂入りしたLE MANS Vを更に進化させたのがLE MANS V+です。

前モデル（LE MANS V）と比較して、ウェットブレーキ性能を2%向上させて、全サイズでラベリング「b」を獲得。突起乗り越し時の入力を7％低減し、より乗り心地性能が向上しています。

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ヨコハマ｜BluEarth-GT AE51

総合評価 (4.9)

転がり抵抗性能	「AA」～「A」
ウェットグリップ性能	「a」
推奨車種	セダン・コンパクト・軽
発売日	2019年2月1日
公式HP	【商品詳細】 ・ 【サイズ一覧】

BluEarth-GT AE51の概要

「みんカラ」のパーツオブザイヤー・タイヤ（エコ部門）年間ランキングで2021年から2年連続で大賞を受賞している評判の高いコンフォートタイヤです。

前モデル（ブルーアースA）からウェットグリップ性能を1グレード上げて最高グレードを獲得。雨の日も安心なタイヤに仕上がっている。

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よくある質問

BluEarth-GT AE51とLE MANS V+を比較すると、どちらが良いのか？

雨の日の安心感を重視するなら

BluEarth-GT AE51

• ウェットグリップ性能「a」（LM5+より1グレード上）
• 乗り心地はしっかり目

• 高速道路をよく利用する人におすすめ

静粛性・低燃費性を重視するなら

LE MANS V+

• 特殊吸音スポンジ入りでタイヤ内で響く音を抑えてくれる
• 転がり抵抗性能「AA」（AE51より1グレード上）
• 乗り心地はソフト

• 普段使い、街乗り中心の人におすすめ

市場価格はLM5+の方がやや安い傾向です。

ブリヂストン｜Playz PX2

総合評価 (4.7)

転がり抵抗性能	「A」
ウェットグリップ性能	「a」～「b」
推奨車種	セダン・コンパクト
発売日	2020年2月1日
公式HP	【商品詳細】

Playz PX2の概要

長続きする高いウェットグリップ性能と、「疲れにくい」という安全性がウリのコンフォートタイヤ。

前モデル（Playz PX）と比較して、摩耗寿命性能が11％向上、ウェットブレーキ性能が5%短縮している。

オンライン限定品なので、店頭では購入できない特別なタイヤです。

グッドイヤー｜EfficientGrip Comfort

総合評価 (4.6)

転がり抵抗性能	「AA」
ウェットグリップ性能	「b」～「c」
対象車種	セダン・コンパクト・軽
発売日	2018年2月1日
公式HP	【商品詳細】

EfficientGrip Comfortの概要

静かさと乗り心地に特化しているコンフォートタイヤ。タイヤサイドウォールの形状を工夫し、振動を分散させて乗り心地をマイルドに。

前モデル（EAGLE LS EXE）と比較して、パターンノイズが28％低減、ロードノイズが8%低減してより静かなタイヤに仕上がっています。