- 初めてスタッドレスタイヤを買うときは、ホイールも買う必要があるの?
- ホイールはそのままで、スタッドレスタイヤだけ交換したほうが経済的なのでは?
そんな疑問にタイヤ販売のプロがお応えします。
結論
初めてスタッドレスタイヤを買う場合、3年以上使うひとは、ホイールとセットで購入したほうがおトクです。
経済的な理由だけではなく、履き替え作業の時短やタイヤを長持ちさせるためにも、ホイールセットで購入することをおすすめします。
- ホイールとセットのほうがおトクな理由
- ホイールをセットで購入するメリットとデメリット
- スタッドレスタイヤ&ホイールセットを安く買う方法
スタッドレスタイヤにホイールは必要!セット購入は長い目で見ておトク
初めてスタッドレスタイヤ買う場合、3年以上使うひとは、ホイールとセットで購入した方がおトクです。
例えば「新車を買った人」や「中古車を買ったけど3年以上は乗るつもりの人」はホイールとセット買うことをおすすめします。
ホイールとセットで購入したほうが、ホイール代分、初期費用は高くなりますが、履き替え工賃が安くなるので、3年以上使えばホイール代の元をとれます。
もちろん、すでにスタッドレスタイヤとホイールセットを持っていて、スタッドレスタイヤが寿命で買い替えたいときは、タイヤのみを購入すればOKです。
タイヤのみとホイールセットの履き替え工賃のちがい
下記表のとおり、ホイールセットのほうが履き替え工賃は安くなります。
履き替え工賃 1台分 目安 | |
---|---|
タイヤのみ | 8,800~13,200円 |
ホイールセット | 4,400~6,600円 |
タイヤのみを購入した場合、「脱着」と「組み替え」の2つの工程をふみます。


対してホイールセットを購入した場合は、「脱着」作業のみで済むので、工賃が安くなります。

3年以上使えば、ホイール代の元をとれる
3年以上使うと、工賃の差額でホイール代の元がとれます。
履き替え工賃 1台分 目安 | |
---|---|
タイヤのみ (脱着と組替) | 8,800~13,200円 |
ホイールセット (脱着) | 4,400~6,600円 |
工賃の差額 | 4,400~6,600円 |
夏タイヤ⇔タイヤの履き替え作業は1年に2回するので、1年間で8,800円~13,200円の工賃を節約できます。
ホイール代を30,000円(15インチ1台分)と仮定すると、3年くらいで元がとれる計算になります。
「タイヤのみ」の作業を持ち込み※でお願いすると、通常の1.5~2倍以上の工賃を請求されることがほとんどです。このことからも、ホイールセットのほうがおトクといえます。
- 持ち込み:よそで買ったタイヤを持ち込んで作業をお願いすること。
スタッドレスタイヤの寿命がきたら、次はタイヤのみを購入すればOK
スタッドレスタイヤが寿命をむかえて新品に交換するときは、タイヤのみ購入すればOKです。ホイールは亀裂やひどいサビがなければ使いまわせます。
新車から次の車に乗り換えるまでに、1回はスタッドレスタイヤを買い替えることになる※ことを考えると、ホイールセットのほうがおトクになります。
- 新車から乗り換えるまでの平均年数は8.72年(参照:一般社団法人自動車検査登録情報協会「平均車齢」より)で、スタッドレスタイヤの年数の寿命は4~5年ほどなので、1回はスタッドレスタイヤを買い替えることになります。
ホイールセット購入をおすすめできない人
スタッドレスタイヤを1~2年しか使わないひとは、ホイールセットで購入する必要はありません。
ホイール代の元をとれないので損をします。
1~2年しか使う予定がない場合は、以下いずれかの選択がおトクです。
- スタッドレスタイヤのみ購入する
- レンタカーを借りる
- スタッドレスタイヤをレンタルする
ホイールセットで購入するメリット
スタッドレスタイヤをホイールセットで購入するメリットは、おトクになること以外にも3つあります。
履き替え作業の時間が短くなる
ホイールセットのほうが、履き替え作業の時短になります。
作業内容 | 履き替え ]作業時間の目安 |
---|---|
タイヤのみ (組替&脱着) | 30~60分以上 |
(脱着) | ホイールセット15~30分以上 |
タイヤのみのほうが1工程多いので、倍以上の時間がかかります。
タイヤが長く使える
ホイールセットはタイヤにダメージを与えないので、長く使えます。
タイヤのみの場合、「組み替え」をするときに、タイヤがダメージを受けます。
1度や2度くらいなら大丈夫ですが、繰り返しているうちに空気漏れにつながるキズが付く可能性が高くなります。
そのためホイールセットのほうが、長く安全にタイヤを使えます。
自分でも履き替えができる
ホイールセットの場合、自分で履き替え作業をすることができます。
タイヤのみの場合は、組み替え作業をするときに専用の機械が必要になるので、自分で作業することはできません。
自分で履き替え作業ができれば、履き替え工賃がかからないので、さらに出費をおさえることができます。
ホイールセットで購入するデメリット
ホイールセットを購入するデメリットは以下のとおりです。
初期費用が高くなる
ホイールの分だけ金額が高くなります。
しかし、3年以上スタッドレスタイヤを使うひとは、ホイールセットのほうがおトクになります。
持ち運びが大変
ホイールがついている分、タイヤが重たくなるので、持ち運びが大変です。
料金はかかりますが、「タイヤ保管サービス」を利用すれば、重いホイールセットを運ぶ手間がなくなります。
履き替え作業をお願いする予定の店舗に保管サービスの有無を問い合わせしてみましょう。
スタッドレスタイヤ・ホイールセットを安く買うにはネットがおすすめ
ホイールセットがおトクな理由は、工賃が安くなるからでしたね。
より出費をおさえたいなら、タイヤを安く買うことが1番の近道です。
スタッドレスタイヤとホイールをセットで安く買う方法は以下のとおりです。
ネット通販を利用する
ネット通販を利用すると、スタッドレスタイヤホイールセットを安く買うことができます。
ダンロップ WINTER MAXX WM02&アルミホイール セット | 1台分 価格(税込) |
---|---|
有名カー用品店 | 113,980円 |
(タイヤフッド) | ネット通販83,160円 |
価格差 | 30,820円 |

- 大量仕入れによるコストダウン
- 店舗をもたないから、経費がかからない
仕入れが安い分、安く売ることができます。また、経費がおさえられるので、安く売っても利益が出るのです。
決して、品質の悪いワケアリ品ではありません。







TIREHOOD(タイヤフッド)は
- タイヤ交換予約
- タイヤ直送
ができる通販サイトです。
聞きなれないサイトで不安に思うかもしれませんが、信頼と実績があるので安心して利用できます。
- 株主が三菱商事グループ
- 累計70万本の販売実績
タイヤ交換する場所は、全国約4,800店舗の提携店から選べます。提携店の数が多いので、家の近くの作業店がみつかりやすい!
- オートバックス
- ガソリンスタンド
- 整備工場
タイヤフッドは以下のようなひとにおすすめの通販サイトです。
- タイヤに詳しくない
- ネット通販でタイヤを買うのがはじめて
- タイヤ交換予約がネットでカンタンに完結する。
-
空いてる日にちを選ぶだけ。予約のやりとりをする必要なし!
- 支払い総額がハッキリわかる
-
工賃にはタイヤ交換に必要な作業がすべて含まれています。
- サイズ間違いあんしん保証がある。
-
サイズを間違えても手数料なしで取り替えてもらえる。
- 雪の予報が出たから、急いでタイヤ交換したい!
- 急遽、週末にスキーしに行くことになった
など、急いでいる人にはおすすめできません。
\ お時間にゆとりがあるひとにはオススメ /
はじめて使うから不安…というかたはこちらの記事をご覧ください。
スタッドレスタイヤが安い時期をねらう
スタッドレスタイヤは季節商品なので、シーズン前後にスタッドレスタイヤが安くなります。
- 冬シーズン前の9〜11月
- 冬シーズン後の3〜5月
まとめ
スタッドレスタイヤはホイールセットで買うべきか
スタッドレスタイヤを3年以上使うひとは、ホイールセットで購入することをおすすめします。
- ホイールセットのほうが履き替え工賃が安い
- 3年以上使うとホイール代の元をとれる
- 履き替え作業の時短になる
- タイヤを長く使える
- 自分でも履き替え作業ができる
逆に、スタッドレスタイヤを2年間しか使う予定のないひとは、タイヤのみ買いましょう。
2年間しか使わないのに買うのはもったいない…と感じるひとには、以下の方法があります。
- レンタカーを借りる
- スタッドレスタイヤレンタルサービスを使う。
スタッドレスタイヤ&ホイールセットを安く買う方法
- タイヤフッド(ネット通販)を利用する
- スタッドレスタイヤが安い時期をねらう
①タイヤフッド(ネット通販)を利用する
タイヤフッドは
- タイヤ交換予約
- タイヤを作業店に直送
ができる手間なし通販サイトです。
おすすめ
利用できない
\ お時間にゆとりがあるひとにはオススメ /
②スタッドレスタイヤが安い時期をねらう
- 冬シーズン前の9〜11月
- 冬シーズン後の3〜5月