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タイヤをディーラーで買うメリットは?なぜ高い?タイヤのプロが解説

  • 車を買ったところでタイヤも買うべき?
  • ディーラーのタイヤは高いって聞いたけど本当?
  • ディーラーより安く買えるところはどこ?

点検や車検見積もりで交換を勧められることがあると思いますが、そのままディーラーでタイヤを購入すると損するかもしれません。

私はタイヤ屋で5年店頭販売・作業、卸売りで6年営業をしてきました(カーディーラーさんやガソリンスタンドさんなど)

そんなタイヤ販売のプロが結論をお伝えすると、カーディーラーでタイヤを買うメリットはあまりありません

価格も高い傾向にあり、デメリットの方が目立ちます。特別な理由がない限りカーディーラーで買う必要はないと思います

本記事では以下の内容を解説しています。

  • ディーラーのタイヤ価格が高い理由
  • ディーラーでタイヤを買うメリットデメリット
  • 安く買うならどこがよいか?

本記事を読めばあなたがディーラーでタイヤを買うべきかどうかわかります。

結果損をしない買い物ができるようになります。

目次

タイヤをディーラーで買うメリット

メリットは以下の4点です。

  • 洗車がサービス
  • 接客が丁寧
  • タイヤ交換のついでに軽い点検してもらえる
  • わからないことを聞ける

洗車がサービス

カーディーラー特有のメリットです。逆に言うと、これ以外カーディーラー特有のメリットはありません。

カーディーラーではタイヤ交換に限らず車両引き渡しの前に洗車をしてくれます。

洗車機で「水洗い+乾拭き」or手で「水洗い+乾拭き」が基本となります。店舗によってはサービスorオプションでカーシャンプーや撥水をつけているところもあります。

1回分の洗車代と手間が浮きますが高く見積もっても1000~2000円程のサービスです。安い場所でタイヤを買った方が遥かにお得です。

接客が丁寧

カーディーラーは他の店舗と比べても接客が丁寧だと感じられませんか?

営業だけでなく整備士も受付も丁寧でしっかりしている傾向にあります。

人によっては堅苦しいと感じる事もあるかと思いますがカーディーラーの接客が気に入っている人にとっては1番のメリットに感じるかもしれません。

実際、価格が安くても接客が微妙な店舗だったらそこで買い物する気がなくなりますよね。

タイヤ交換のついでに軽い点検してもらえる

足回りやライト、バッテリーなど不具合が無いかチェックしてもらえます。クルマを乗る上では安心のサービスですね。

しかしこのサービスはディーラーだけのサービスではありません。ガソリンスタンドや修理工場などでも受けれるサービスなのです。

その為、カーディーラーでタイヤを買う決め手としては不十分だと言えます。

車種にあったタイヤを提案してくれる

車のことを熟知しているカーディーラーならではのメリットと思いきやそうでもありません。

カー用品店でもガソリンスタンドでも車に詳しいスタッフはいますし、車種にあったタイヤを提案してくれます。

また、タイヤ選びに関してはタイヤ屋が1番です。車種だけでなくあなたの乗り方にあったタイヤを選んでくれます。

餅は餅屋。お肉の相談をするならスーパーと肉屋どちらが頼りになると思いますか?それと一緒です。

保証がある

タイヤに不具合が発生した場合、使用者に落ち度がなければ保証で代品を出荷、交換をしてくれる。

この保証、実はカーディーラーではなくタイヤメーカーの保証なのです。

日本国内に販売代理店を置くメーカーのタイヤであればガソリンスタンドでも、カー用品店でも、修理工場でも保証されます。

つまりカーディーラーだけのメリットではないのです。

余談ですが、タイヤに不具合が発生した場合基本的には販売した店舗が対応窓口となります。

販売した店舗にとっては二度手間になる為、カーディーラーなどはイメージ的に品質の悪い(実際には品質は悪くない)アジアンタイヤなどを販売したがりません。

タイヤをディーラーで買うデメリット

逆にデメリットを見ていきましょう

  • すぐに作業してもらえるかわからない
  • タイヤ価格が比較的高い

すぐに作業してもらえるかわからない

点検などで交換した方がいいタイヤが発見されてもその場で交換できるとは限りません

理由は以下の3つ

  1. 在庫をあまり持たない
  2. タイヤチェンジャーが無い店舗がある
  3. 作業場の時間割がある

①在庫をあまり持たない

カーディーラーは多くのタイヤ在庫を持ちません。

それどころか在庫を持たない店舗も存在します。加えて言うと、車の純正部品である新車装着タイヤすら基本的には在庫しません。

理由は簡単で売れなかった時のリスクがあるからです。

ちなみに委託在庫(一言で言うと卸問屋がカーディーラーに貸してる状態)としてリスク無く在庫を抱えられる場合もあります。

しかし店舗のスペース的に多くのタイヤは置けないところがほとんど。カーディーラーはタイヤ屋ではないのです。

そのため、すぐに作業できるかどうかは以下の状況によって大きく左右されます。

  • 店舗に在庫があるか
  • タイヤ卸問屋が急ぎ配達をしてくれるか

②タイヤチェンジャーが無い店舗がある

タイヤチェンジャーとはタイヤ交換をするために必要な機械です。このタイヤチェンジャーを持っていない店舗もあります

タイヤチェンジャーがない場合、タイヤ屋さんに以下2つの方法で外注作業依頼をすることになります。

  • 出張カー(タイヤチェンジャーを積んだトラック)でカーディーラーまで来て作業をする
  • 車からタイヤホイールを外して引き取ってもらい、タイヤ屋で組み替えてカーディーラーに戻す

そもそもの前提として通常のタイヤ交換の所要時間は大体1時間程です。

それが後者の場合はへタイヤ屋⇄カーディーラーを2往復+タイヤ交換の時間がかかるので2-3時間平気でかかることもあります。

前者の場合でもタイヤ屋→カーディーラーの距離+タイヤ交換の時間がかかるため1時間以上かかってしまうこともあります。

つまりタイヤチェンジャーがない場合はタイヤ交換に時間がかかることが多いのです。

※全てのタイヤ屋がタイヤチェンジャーを所有しているわけではありません。所要時間は距離やその時の状況によって大きく変わります。

③作業場の時間割がある

作業場と整備士の予定が立て込んでいる場合は交換に時間がかかったり、タイヤ交換のために再来店しなければいけないこともあります。

カーディーラーのピットのスケジュール表
スケジュール表の例

カーディーラーには図のような各整備士の時間割があります。

例えばA整備士の13:00~「〇様」の点検時に交換した方がいいタイヤが発見されたとします。

しかし「〇様」の後には「★様」の予定がある為続けてタイヤ交換に移ることが出来ません。

理由は単純で予定が押してしまうと後のお客さんに迷惑がかかるからです(他整備士の手が空いていたら対応してもらえることも)。

特に土日祝日は予定がびっしり詰まっている事が多いのでその日に交換することが出来ない可能性があります。

その結果、タイヤ交換の為だけに平日もしくは次週末に再来店することになります。

タイヤ価格が比較的高い

スクロールできます
4本分トヨタカローラ店ENEOSオートバックスタイヤフッド
タイヤ代75,50469,21062,92035,200
工賃8,8008,8009,90010,560
送料0004,400
合計84,30478,01072,82050,160
タイヤ:ダンロップEC204(スタンダードモデル) サイズ:195/65R15(プリウスなどのメジャーサイズ)

カーディーラー・ガソリンスタンド・カー用品店・ネット通販からそれぞれランダムに選んだ店舗で価格調査をしました。

図の通り他に比べてタイヤの価格が高いことがわかりますね。一概には言えませんが10-20%程高い傾向にあります。

そこで気になるのはなぜ高いか?ですね。その理由は次の見出しでお答えします。

カーディーラーのタイヤが高い理由

タイヤ価格が高くなる理由は4つあります。順番に見ていきましょう。

  • 仕入れ値が高い
  • 流通工程が多い(中間マージン)
  • 仕入れ値が固定されている
  • 利益を取る為

仕入れ値が高い

単純ですがタイヤ価格が高くなる1番の理由です。

カーディーラーはタイヤを大量販売できない為、ネット通販やカー用品店のように大量仕入れで原価を下げることができません。

他店よりも仕入れ値が高いため他店よりも販売価格を安くすることができないのです。

流通工程が多い(中間マージンがかかってる)

仕入れ値が高くなるもう一つの理由に流通工程の多さがあります。

通常:卸問屋→(利益)→店舗

カーディーラー:卸問屋→(利益)→純正部品商→(利益)→店舗

上のようにカーディーラーは卸問屋から直接購入していません。車の純正部品を卸している問屋である純正部品商を経由して購入します。

純正部品商も利益を乗せて(中間マージン)カーディーラーに販売するため仕入れ値が高くなってしまうのです。

その結果、安く販売できなくなります。

※直接タイヤ卸問屋から仕入れているメーカーも一部あります

仕入れ値が固定されている

タイヤ卸問屋は純正部品商を経由してカーディーラーにタイヤを卸す場合、システム上特価販売ができません

つまり仕入れ値が下げられないということです。

結果、お客さんから値引きを要望があっても自店の利益を削るだけなので値引きをし辛くなります

利益を取るため

先程からお伝えしている通りカーディーラーは仕入れ値が高いけれども仕入れ値を下げることができません

そんな中でもタイヤ販売収益は貴重なので利益をとるために店頭定価販売にこだわります。

他よりも仕入れ値が高い為、店頭定価も高くなるというわけです。

※もちろん価格に柔軟なカーディーラーも存在します。

カーディーラーQ&A

よくある疑問をまとめてみました。

  • ディーラーより安く買える場所は?
  • お付き合いがあるけど他で買って大丈夫か?
  • タイヤの持ち込み交換はやってもらえるの?
  • カーディーラーで売ってるタイヤは他の店舗でも買えるのか?

ディーラーより安く買える場所は?

以下の店舗が安く買える傾向にあります。

  • カー用品店(オートバックスなど)
  • ガソリンスタンド
  • 街のタイヤ屋

ガソリンスタンドには便利で気軽に利用できるという良い点もあります。詳しくはこちらの記事を参照ください。

町のタイヤ屋さんは価格の安さや作業技術の高さを考えると穴場的と言えます。しかし、価格は地域、会社、店舗によってバラバラなので一概に安いとは言えません。

確実に安く買いたい場合はやはりネット通販です。カーディーラーで売っているタイヤの3本分の価格で4本買えるくらい安いのです。

場合によってはそれ以上安いことも全然あります。それほどの価格差なのです。

安いのはわかったけどネットで買うのはちょっと不安…という方は以下の記事を参照してみてください。あなたにとってネット購入がベストな選択かどうかわかります。

安いなら是非ネットで購入したい!でも失敗はしたくない…という方はこちらを参照ください。「作業予約ができる」「タイヤを作業店に直送できる」サイトに絞って徹底比較しています。ネットでタイヤを買う時の注意点も解説しています。

お付き合いがあるけど他所で買って大丈夫か?

結論大丈夫です。

どこで何を買うかは個人の自由。タイヤを他所で買ったことが知られても嫌な顔はされませんし今後の付き合いに影響することはありません

カーディーラーが1番避けたいのは「車」を他所で購入されることです。

カーディーラーあくまでも「車の販売会社」なので車販で利益を稼ぐ会社です。

元々、車の整備点検などは次の新車購入までの繋ぎなのです(もちろん整備利益も重要な収益源ではありますが)。

タイヤの持ち込み交換はやってもらえるの?

持ち込み交換とは他所(ネットなど)で購入したタイヤを店舗に持ち込んで取付だけをお願いすることです。

店舗によって対応は異なりますが、基本的には嫌がられる傾向にあります。

なぜならタイヤ分の利益が取れないので割に合わないからです。

そもそも持ち込み交換は断られるケースが多く、引き受けてもらえても倍以上の工賃を請求されることがほとんどです。

聞くだけタダですが担当との良好な関係を築く為にも無理矢理頼むのはやめましょう

カーディーラーで売ってるタイヤは他の店舗でも買えるのか?

購入できます

タイヤには市販品と新車時に装着されているタイヤ(純正品)の2種類があります。

どちらも元を辿ればタイヤ卸問屋から供給されているので卸問屋と取引している店舗であればどこでも買えます

ちなみにカーディーラーで販売しているタイヤは基本的に市販品です。

新車時に装着されているタイヤは市販品より高い為販売される機会は少ないのです。

出番があるとすれば新車納車後すぐにパンクして1本だけ交換する時などです。

カーディーラーはこんな人におすすめ

カーディーラーでタイヤ交換するのがおすすめなのは以下に当てはまる方々です。

  • カーディーラーの接客が気に入っている
  • 多少高くても車のことはまとめて任せたい

やはりカーディーラーでお願いする方が安心できる。それでもできるだけ安く買いたいという方はこちらの記事を参照ください。

逆にカーディーラーでタイヤ交換するのをおすすめできないのは以下の方々です。

  • 同じタイヤならお得に買いたい
  • 思い立った時に買いたい

また、カーディーラーより確実に安く買える場所はネット通販でしたね。ネットでタイヤを買おうか悩んでいる方はこちらの記事を参照ください。

カーディーラーでタイヤ交換することを否定するつもりはありませんが、メリットが少ないのも事実です。

ニワトリ先生
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