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パンク保証は必要?わざとパンクさせるのはバレる?メーカー保証は?

タイヤ購入検討時にパンク保証加入をすすめられて迷っている方向けの記事です。

私が、タイヤ屋(小売店)に勤めていた時は、業務上パンク保証の加入をすすめていましたが、ブログ上なので素直に言います。

結論、パンク保証はほとんどの人にとって不要です。

それでも、安心のためにパンク保証に入りたいという方のために、加入する際の最低条件を書きました。

目次

パンク保証は必要?【結論】ほとんどの人にとって不要

パンク保証は必要そうに見えますが、ほとんどの人にとって不要です。

パンクする確率は?

そもそもパンクが起こる確率が極端に低ければ、パンク保証に加入する必要はありませんよね。そこで、気になるデータをピックアップしました。

加えて、半数近くの人が購入から2年以内にパンクを経験しているとのことで、データだけ見るとパンク保証に加入した方がよさそうです。

しかし、私は運転歴10年以上ですが、1度もパンクを経験したことがありません。

タイヤ屋(小売店)で勤務していた時も、パンクで来店されるお客様が多いと感じたことはありません。

本記事をご覧の方も、周りにいるドライバーの方も半数以上がパンクを経験しているのでしょうか?

このアンケートにはからくりがあると考察します。

  • アンケート対象者の運転歴が不明

恐らく、運転歴が長い人を調査対象しているアンケートだと考えられます。なぜなら、長い距離を運転している分、パンクに合う確率が高くなるからです。(野球で例えると、打席数が多い打てるチャンスが増える)

運転歴が1年未満の人を調査対象にして、パンク経験の有無が約半数に達するならパンクする確率が高いと言えますが、運転歴30年以上の人を調査対象として、パンク経験の有無が約半数の場合、確率が高いと言えませんよね。

数字で論理的な考察ではありませんが、体感的にパンクは、アンケートの数字ほど高い確率で起こるものではないと考えています。

パンクの急な出費は貯金で備えるべし

パンク保証とはいうものの、中身は保険です。保険は起こる確率は低いものの、遭遇すると生活が困窮するようなトラブルに備えるために加入します。

そのため、下記の図のように、損失の小さなトラブルには貯金で備えるのが基本です。

参照:リベ大

上記表でパンクは、確率小・損失小に分類されます。もし、アンケートの数字が正確だとしても確率大・損失小です。

パンクをして実費でタイヤを購入しても生活は困窮しないと考えると、貯金で備えるべきです。

パンク保証に加入する際の最低条件

パンク保証に加入する最低条件

以下のいずれか1つに当てはまること

  • スペアタイヤを積んでいる(自分で履き替えができる)
  • に加入している
  • 自動車保険にロードサービス(レッカー)が付帯している

パンク保証に加入するなら、「修理不可なパンク、タイヤ破裂した時に「パンク保証に加入した店舗まで移動できるか」を考えましょう。

パンク保証を使うためには、パンク保証に加入した店舗に行く必要があります。他店などで勝手に代替品に交換すると、保証の対象外になるからです。

普通のパンクであれば、近くのガソリンスタンなどで、パンク修理(応急処置)を受けて、パンク保証加入店に移動すれば問題ありません。

しかし、修理不可のパンクやタイヤ破裂などで自走が出来ない場合、パンク保証加入店に行くためにはスペアタイヤに履き替えるか、レッカーを利用する以外方法がありません。

パンク保証は遠出が多い人には向いていません。

ロードサービスの無料距離を超える場合は実費になるため、現地でタイヤ交換した方が安全で安上がりになる可能性が高くなります。

【参考情報:レッカー無料距離】

  • JAF:15km
  • 自動車保険付帯のロードサービス:35km~100km
  • 自動車保険付帯のロードサービス:15~30万円分(費用保証)

タイヤ通販のパンク保証に加入する最低条件

タイヤ通販のパンク保証に加入する最低条件
  • スペアタイヤを積んでいる

もしくは

  • ロードサービス(・自動車保険)に加入している

かつ

  • 毎日車に乗らない(長距離を走らない)

もしくは

  • 車を複数台所有している

タイヤ通販のパンク保証に加入するなら、保証作業までの約1週間をしのげるかを考えましょう。

理由は以下のとおりです。

  1. 勝手に代替品に交換したら保証の対象外になるから
  2. 保証作業をするまで時間がかかるから

①勝手に代替品に交換したら保証の対象外になるから

スペアタイヤが無くパンク修理ができない場合は、レッカーなどで移動した先で新品タイヤに交換することになります。

しかし、タイヤ通販が選定した店舗以外で購入した場合は、保証の対象外になり自費で新品タイヤを購入する事になります。

下記いずれかの方法であれば、保証の審査が通るのを待って保証作業を受けられます。

スペアタイヤ有り
スペアタイヤ無し
  • スペアタイヤを履いて過ごす
  • ロードサービスで自宅駐車場まで運び、パンクしたまま放置

しかし、問題なのは作業するまでに約1週間の時間がかかる点です。

②保証作業をするまで時間がかかるから

タイヤ通販のパンク保証は、実際に作業するまで約1週間ほど時間がかかります(審査に1~2日、その後タイヤ取り付け店に発送)。

そのため、車を頻繁に使う人には、タイヤ通販のパンク保証はおすすめできません。

パンク保証の作業が行われるまでの間、以下の方法で過ごすことになります。

スペアタイヤ有り
スペアタイヤ無し
  • スペアタイヤを履いて過ごす
  • ロードサービスで自宅駐車場まで運び、パンクしたまま放置

スペアタイヤの寿命は短く、50km~100kmの距離しか走行できません。

走行距離が多い方は、保証作業を待つ間にスペアタイヤが寿命を迎えて、スペアタイヤまで交換することになるため、さらなる出費につながります

  • 車を複数台所有している
  • 車を使わなくても大丈夫

という人は、保証作業を待つ問題はクリアできます。

パンク保証よくある質問

自分でわざとタイヤをパンクさせて保証を使うのはバレない?

バレる可能性があります。もちろん、故意にタイヤをパンクさせた場合は、保証対象外です。

イタズラのパンクか故意のパンクかは見分けがつきにくいですが、保険会社は、故意にパンクさせたと疑わしい事案に対しては徹底的に調べます。

モラルに反することはやめましょう。

タイヤ自体にメーカー保証は付いていないの?

ついていません。ただし、タイヤ販売店を通してJATMAに検査請求することはできます。

検査では、タイヤの損傷が製造上の要因か、使用上の要因かを判別できます。

納得のいかないパンクやタイヤの損傷は、一旦タイヤ販売店に相談してみましょう。

パンク修理したタイヤは使い続けられるの?

再度パンクするまでは使えますが、当サイトとしてはパンク修理をしたタイヤを使い続けることはおすすめしていません。

パンク修理はあくまでも応急処置です。タイヤの内部には、金属でできた骨格のような部品があります。

パンクをして穴が空いたときに、金属の部品が損傷している可能性があります。

パンク修理をすれば、穴はふさがりますが、金属の部品が直るわけではありません。

もちろん、金属の部品は直すことはできませんし、損傷しているかも確認する方法がありません。

そのため、パンク修理はあくまで応急処置であり、新品タイヤに交換するのが最善の選択といえます。

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